こんなお店です

 

お店に集まる人たちは、きっと店主夫妻の虜になっているのだと思います。(私はそうです)

東京で某音楽関係フリーペーパーを作っていたという、ある世界では非常に名の通った旦那さんが黙々とパンを作りながら時折見せる笑顔、その隣では迷えるオトナたちの悩みにズバズバと切り込んで気づいたら全員をファンにさせてしまう奥さんがニコニコしています。

社会問題にも取り組みつつ、いろんな人たちの受け皿になっているのだと思います。人間関係や社会問題に対して、なんとなく距離を置きがちなこの頃の日本の中で、前後左右関係なく、自分の意思でグイグイと世界を手繰り寄せて来る、そんなエネルギーのあるこのお店、私は大好きです。

そしてパンがうまい。焼きたてで持ち帰ってすぐ食べる時はもちろん、冷凍した後でも美味しく食べられる食パンが一人暮らしの私には重宝します。

サラダとパン、スープ

 

下記、お店の公式ブログからの引用です。: パンのお話(2012/12/16)


プレ・オープンの日が迫ってきて、さまざまな準備で慌ただしくしているうちにブログの更新が滞りました。申し訳ありませんでした。
みなさんにとって一番気になること、そしてお店にとって一番大切なことである、“どんなパンを作るのか”というお話がまだでしたね。

小さな子を持つ親として、元々、食べ物の素性や添加物は気にしていたのですが、東日本大震災時の原発事故以来、食品の放射能汚染も気になり出しました。
震災の頃は東京在住だったので、安全な食品を西から宅配で取り寄せるなど、かなり神経を遣う生活をしていました。

そんな私たちがパン屋をオープンすることになって、やはりお客様には自分たちが安心して食べられるものをご提供することが必須であると考えました。
当店のパンは可能な限り原材料の産地や質にこだわって焼き上げます(北海道産小麦粉、ホシノ天然酵母種、北海道産甜菜糖、沖縄産きび砂糖、ゲランドの塩、太白ごま油等を使用)。
また、基本の生地には牛乳や卵を使用しないのでヘルシーです。
カロリーの気になる方や、アレルギーのある方にも安心してお召し上がりいただけるかと思います。
といってもチーズ(海外や静岡以西または北海道産)を使ったピザや、卵(地元産)を使ったサンドウィッチ、チョコチップ(海外産)たっぷりのパンなどリッチ系のメニューも考えていますので、お好きなかたはそちらもぜひどうぞ。

種類は決して多くはありませんが、安全で美味しい、食べ応えのあるパンを心をこめて作りますので、どうぞお楽しみに。