2018/12/1 シュトーレンイベント開催しました!

本日12月1日、毎年恒例、シュトーレンの食べ比べイベントを開催しました。
題して、Like A Rolling Stollen、です。
(ワンモニの名前の由来はBob dylanなのですが、彼の曲名を文字っています。)

京都から、「パンの水先案内人」Painlotの山田さんを講師としてお迎えして、3年連続の開催となりました。
Painlotさんは、京都でパン屋さん巡りイベントや食べ比べイベント、シュトーレン展などを開催されているパンのポータルサイトです。
(Webサイトはこちら

今回は11人の方が参加。
過去2度に参加されているリピーターの方もちょこちょこといらっしゃったようで、この辺りのパン好きの交流の場にもなってました。

内容はこんな感じでした。
・Painlot山田さんの自己紹介
・シュトーレンの歴史や文化についてのお話
・持ち込みシュトーレンのお店の説明(参加者が持ち込み、簡単な説明)
・シュトーレンを食べるときのポイントについて
・シュトーレン食べ比べ
・ドイツに長年住んでいたお客さんのお話
・京都のパン事情
・ワンモニからの挨拶

シュトーレンの文化的概略としては
– ドイツの伝統的なお菓子で、11月下旬頃からクリスマスまでの間、のアドベント、という期間に作る。(Adventure:移動する。=>帰省の意味)
– 発酵お菓子なので日持ちがするため、毎日1枚ずつ食べる。
– 「今日よりも明日」という、毎日だんだん熟成されて味が濃くなっていくことと、今日より明日が良い日であるように、という意味を込めている。
– 日本では300gくらいの、15センチくらいのサイズが主流だが、ドイツでは1キロを超えるようなものが主流。
– ドイツの文化的に、あらゆるものを法律で定義づける習慣があり、内容物の調合の割合で、シュトーレンと呼んでいいものというのは、細かく決められている。日本に来て、日本人が工夫を凝らしていろんなシュトーレンを作っているので、向こうの文化とはまた違ったものが生まれている。

といったところ。話を聞いていて、日本でいう、おせち料理やお雑煮のようなものだな、と思いました。

食べ比べるときのポイントとしては
– 食感は、パウンド系、パン系、クッキー系、など。
– 香りは、バター系、スパイス系、酸味(酵母やドライフルーツ)。
– 味は、甘みや酸味、バターの味など。
といったあたりを意識して食べてみましょう、というお話でした。

ということで、メインのシュトーレン食べ比べ。
山田さんが持って来ていただいた4本と、参加者が持ち寄った5本、それにワンモニの1本で、合計10本ものシュトーレンを味わうことができました。
11人で10本なので、ほぼ一人一本になる計算です。
(持ち帰りもOKです。持ち帰りのタッパーを持って来ている準備の良い人もいました。)

今回登場したお店。
・One too many mornings(磐田)
・A L’ile bleue(磐田) 食べログ
・L’atelier Tempo(浜松) HP
・BOULANGERIE SUGIYAMA(浜松) 食べログ
・panya junya(奈良県) FB
・パン屋のグロワール(大阪府) HP
・カネルブレッド(栃木県) HP
・しげくに屋55ベーカリー(東京都) 食べログ
・Panya a la Bonne Miche(京都府) HP
・Werry_bread(三重県) HP

いろんなシュトーレンを食べてお腹いっぱいになってしまったわけですが。
山田さんのおっしゃったポイントを意識しながら、あーこれはしっとりだな、とか、パンっぽい感じ、ケーキっぽい、とか、スパイスが効いてるねー、とか、甘くてお菓子感強いねー、とか、みんながそれぞれいろんな感想を言ってるのが面白かったです。

今回のイベント、参加費3000円で、ドリンクと帰りにパンのお土産付き。シュトーレンを持ち込むと500円引き、という値段。なんとなく、ちょっと高いのかなぁって思ってたですが、参加してみると、大満足も大満足でした。
ただでさえ大きい1本やハーフの単位で売られているシュトーレンを、一人で何種類も食べられる機会なんてほとんどないです。とても面白いイベントだと思いました。

Painlot山田さんの、パンに関する知識や情熱、そしてパン屋さんをなんとか盛り上げていこうという熱い志がとても伝わってきました。さらに、参加者の中には、なんとドイツに長い間住んでいた方がいて、実際にドイツでどうだったか、という話をとても博識に語ってくださり、大変有意義なイベントになりました。

ちなみに。
ここで言っても嘘にしか聞こえませんが、私はワンモニのシュトーレンが一番好きでした。
しっとり感と、スパイシーな甘さ、本当に美味しいと思います。

予約でほとんど完売ということで、12月の中旬以降、最後の焼き上がりの分を死ぬ気で増産するそうなので、欲しいかたはぜひお店にお問い合わせくださいませ。

来年の開催、参加、お待ちしております!

10種類のシュトーレンが並びました。

Painlot山田さんのシュトーレン講座から始まります。

お店ごとに切り分けられて登場するシュトーレン

私の目の前はまるで握り寿司のような状態でシュトーレンが盛合せに。。。

 

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