2017/12/23 フェイヴァリットブックスLさんのこと

今日のランチは満員御礼。大盛況でした。

私は1ヶ月ぶりになりますが、久しぶりに癒されました。

今日は私の知っている人がたくさん来ていたのですが、そんな中でフェイヴァリットブックスLの店長さんの高林さんが来てらしたのでご紹介です。
といっても、このweb見ていただいてる方にはすでにご存知の方も多いとは思いますが。

フェイヴァリットブックスLさんは、赤電の遠州小松駅から徒歩5分弱のところにある本屋さんです。
ちょっと前まで(わたしがUターンする前ですが)、フェイヴァリットブックスという(L無し)、いわゆる町の本屋さんをやっていらっしゃった高林さんが、自分の好きなものをひたすら揃えた本屋さん、ということではじめた本屋さんです。
Lの由来は知りません。高林さんに聞いてください。LOVEですかね。LOCALですか。LONELYかもしれない。LUCYかな。
http://www.favoritebooks.jp/

車でも電車でもいいです、グーグル先生を頼りに行ってみましょう。

驚きます。

まさかの、普通のマンションです。
階段を上がって奥の方まで歩くと看板があり、その一室が本屋さんになっています。
靴を脱いであがる本屋さん、なかなか見たことがありません。

間取り的には、2DKなのか、入って玄関には浜松のイベントのフライヤーが並び、右手には寝室、、、、かと思いきや、書棚が並んでいて本のスペースになっています。
まっすぐ進むと、キッチンかと思ったら頭がもじゃもじゃでメガネの店長・高林さんが座ってます。
その向かいにはCD棚があり、さらに和室があって、そこには絵本や料理本などが並んでいます。

和室。
なぜでしょう。
ちゃぶ台もあります。
冬はこたつ。

ここで座ってお茶を飲みながら、高林さんとおしゃべりしながら本を読んだり選んだり出来ます。喋らなくても構いませんw
本と映画と音楽のこと、話したいこと、たくさんあることでしょう。

実は正直なところわたしも数回しか行ったことないのですが、初めて行った時に、寝室の方の書棚をみてたら1時間以上すぐに過ぎてしまい、驚いたのを覚えています。

浜松では、ここでしか買えない本、というのも、ここにはたくさん揃っています。

私の知人の絵本作家で井上奈奈さんという方がいるのですが、なぜかこのお店には彼女の全部の絵本が揃えてあって、あまりの驚きにその場に立ち尽くしてちょっと鳥肌だったのを覚えています。
(ちなみに井上奈奈さんについてはこちら http://nana-works.com/ 

浜松だと、メイワンの谷島屋のエスカレーター前のすぐのスペースに、少しこだわりの本があったり、Books and Printsさんに、いろいろとアート系の本が置いてあったりします。
が、フェイヴァリットさん、こだわりと趣味の広さと、(あと偏りも含めて)、たまらない本棚です。

ちょっと言い訳ですが、私はこう思います。
欲しい本が本屋になかったら、amazonで買えばいいです。
楽なことに流されるのが人間です。仕方ない。
本を読む、好きになる、という行為を、まずは大事にしたい。
(amazonで買うのは出版社さん的には利が少し減るので、業界を応援したいなら、本屋や出版社のwebで買うのがいい方法みたいなので、それはそれで。)

けど、本を読みたいけど、なんか面白いのないかなぁ、、、どっかに情報ないのかよ。。。。
てとき、そういう時は、この店に行ってみてください。
きっと何か引っかかるものがあるはずです。
お財布と書棚をなんどもなんども見返しながら、どれとどれを買ってどれを諦めるか、そんなことを考えるくらいに、おもしろい本にたくさん出会えます。私は初めてお店に行った時、財布が空になりました。。。。

もしそこで何か本に出会ったら、そのあと、きっと、それをもとに、高林さんがオススメの本を教えてくれるはずです。
また本を読みたくなります。そんな良いループが生まれると、きっと世界が広がります。
知らない事を知ること、自分の世界が1ミリでも広がることは、人生を豊かにする、素晴らしいことだと思います。

きっと、本屋さんって、今までももちろんそうだろうけど、これからはもっともっと、そういう風になっていくんだと思います。新しいものを知る場所だったり、誰かが思いを伝えたり、誰かの思いを知ったり、好きじゃないものを好きになる、そういう場所になっていくんだと思います。
そしてそれを熱苦しいくらいの強い思いを持って頑張ってるお店、それがフェイヴァリットブックスLさんです。

そんなこと言いながら僕もあまり行ってないのですが。。。
お店的にも、いろいろと作戦を考えてらっしゃるようなので、みなさま、ぜひ一度足を運んでから、それからいろいろ考えましょう。

地図は写真の下にあります。営業時間はお店のサイトをチェック!

12月のスケジュール

こんなとこに本屋があるなんて。

井上奈奈さんの絵本たちです。

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